桐箪笥の削り直し

桐箪笥は古くなっても、修理し再生させて使うことが出来る唯一の収納家具です。地方によって、桐箪笥の修正の言い方は異なります。一般的に言われる表現は「洗い」「洗濯」「削り直し」等と言われます。

桐箪笥の修正•再生はとても時間のかかる作業でもあります。最初に行うのは、金具外しです。その後、洗いを行い補修、削り、塗装と続きます。最後に金具をもとに戻す金具付けを行います。

費用は箪笥の痛み具合ともともとの箪笥の質に依存します。そのため、もともとの箪笥の質が良く、痛みが少なければ費用は少なくて済むケースが多いですが、逆のケースの場合は費用がかさむケースもあります。痛みがひどい場合には、新品の箪笥が購入できてしまうほど、費用がかかるケースもなかにはあります。

表面の汚れを洗い、削り直しをすると元の木肌が現れます。塗装を施し、新しい金具をつければ新品同様になります。職人の手で蘇ることのできる桐の箪笥は再生を繰り返し、3代は使えると言われています。